校長挨拶
北海道倶知安高等学校長 佐々木 真一
北海道倶知安高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本校は、大正11年に北海道庁倶知安中学校として創立され、その後、昭和24年に町立倶知安女子高等学校と統合し現在の北海道倶知安高等学校となり、今年で、創立102年目を迎える歴史ある伝統校です。
校訓に「進取・創造・自律」を掲げ、厳しい冬の風雪を乗り越えて、春に新緑の葉をつける白樺の木の姿になぞられた、校歌にある「不羈卓犖」(ふきたくらく)の精神が、たくましく、理想に向かって日々努力していく倶知安高校の生徒に、現在もしっかりと受け継がれています。(※「ふきたくらく」とは、偏見や古い考えに束縛されず、自由に学び、抜き出て優れていることを意味します。)
現在、本校は普通科単位制高校として、一人一人の興味・関心や進路希望に合わせた選択科目の設置し主体的な学習や系統的なキャリア教育を進め、生徒個々の夢の実現を通して、地域を支え、全道や全国の場で活躍する人材を育てる教育活動を進めています。
また、学校行事や部活動も盛んで、全道大会や全国大会へ出場する部活動もあるなど、文武両道を実践する中で、「自律」の精神を養っています。
さらに、国際化が進む倶知安町の背景を踏まえ、小中高連携による「イングリッシュキャンプ」への参加、授業を通しての英語コミュニケーション能力の育成やグローバル人材の育成を図る取組に力を入れ、多文化共生社会の中で他者や自然を尊重する心や「地域、ふるさと」を想う心、グローバル社会を生きていく課題発見力、課題解決力を、本校生徒に培っていきたいと考えています。
これからも本校は、「進取・創造・自律」を校訓とし、「不羈卓犖」の精神の下、本校の輝かしい伝統を継承するとともに、社会の動向を的確に捉え、未来を見据えた教育活動に果敢に挑戦してまいります。