★倶高News

2025/02/11 船場凱安(2年)全国スキー大会優勝 クロスカントリー10kmクラシカル

2月7日から名寄で開催された「第74回全国高等学校スキー大会」に4名がクロスカントリー種目で参加をしました。全道大会終了後から順調に調整を進め良い状態で現地入りができました。今年度は北海道開催(名寄市)ということで、何度も滑ったことのある慣れたコースでの大会のため安心感はありましたが、例年にない暖かさのためワックステストを何度もおこない慎重にワックスを選択しました。

第1種目目となる10kmフリー競技は強豪がひしめく中、浮き足立つことなくいつも通りの滑りを見せた船場凱安(2年)が6位入賞をはたし、山本陽崇(1年)が積極的な滑りで18位と健闘し好成績となりました。

第2種目目の10kmクラシカルでは、船場が快走をみせ全国大会初優勝を飾った。船場は前半5kmを全選手通過時点でトップから10秒遅れの4~5位での通過し、後続のシード選手に追いかけられる展開となりました。終盤の7km地点では後ろの選手に10秒追いつかれるも、得意の力強いストックワークで後続を引き離し2位に6差を付け優勝を飾りました。冷静に自分のペースを守り勝負所で力を出し切ったレース運びが勝因となりました。この勝利は船場の自信になったのはもちろん、1年間共に練習をしてきたチーム全体の自信にもつながり全体の士気を高めてくれました。

最終日には10km×4名のリレーがおこなわれ、山本(1年)、船場(2年)、関胡太朗(2年)、藤沢漣(1年)のメンバーで出場しました。春からリレー10位入賞を目標にそれぞれの課題克服に取り組んできた成果が問われるレースとなりました。1走は雪が降り滑らない先頭を誰が走るか牽制し合うスローペースの中、山本が13名の先頭集団の中で粘り強く走りトップから8秒差の11位で2走へ引き継ぎました。2走船場は前日の走りそのままに順位を3位まで押し上げ区間ラップ3位で3走へつなげました。各チームのエースが集まる3走では、関が区間ラップ8位の快走をみせ6位でアンカーへタッチをしました。アンカー藤沢は緊張する中、自分のペースを守り後ろから追ってくる秋田や新潟の強豪校の追い上げをかわし10位でゴールしました。チーム目標を達成して最終レースを終えることができた達成感を4選手と、現地でサポートをしてくれた佐々木(2年)マネーシャーの5名で味わうことができました。学校対抗(アルペン・ジャンプ・クロスカントリーの総合得点)でも9位と健闘をしました。

高校スキー最大のイベントを終えホッとした気持ちになりますが、これからも大会を控えているので【自分の持てる力を出し切るレース】をチーム目標に残りの大会も全力でのぞんでいきたいと思います。

今回このような好成績を収められたのは、倶知安高校スキー部OBOG会、倶知安高校スキー部後援会をはじめ、町内外の企業や個人の方々からたくさんの支援を頂き、思う存分活動をさせて頂いているからと思います。この場をお借りしてお礼申し上げます。残りの大会でも頑張っていきます。

 

●これからの主な大会●

【全国高校選抜スキー大会】    

長野県白馬村    2月19日~2月22日

【宮様国際スキー大会】

札幌         2月27日~3月 1日

【JOCジュニアオリンピックカップ2025】

名寄市         3月 7日~3月 9日

【全日本スキー選手権大会】

音威子府村      3月12日~3月16日